この一月、市場開放問題苦情処理対策室の設置を見たことも実は承知をいたしておりますが、私はこの際さらに一歩、二歩進める意味で、関係省庁の方々が中心になりまして、わが国貿易の将来展望、たとえて言えば新通商五カ年計画といったようなものの策定ぐらいはこの際ぜひ総理にお願いを申し上げたいと思うのでございますが、総理の御所見をちょうだいいたしたいと思います。 以上、私の質問をこれで終わらせていただきます。
とりわけ、プラント類の輸出や海外建設工事は、わが国貿易構造の高度化の中核をなし、多数の関連中小企業の事業活動への波及効果も大きく、また、国際的にも、発展途上国の経済発展に寄与するものとして大いに推進すべき分野であります。海外投資につきましても、資源の確保、経済協力等の観点から積極的に推進していく必要があります。
御承知のとおり、プラント輸出、海外建設工事及び海外投資は、わが国貿易構造の高度化、経済協力の推進、資源の安定確保等におきまして、きわめて重要なものであります。 本案は、これらプラント輸出の大型化、受注形態の多様化、海外投資としての債務保証の増大等にかんがみ、輸出保険制度の整備を図ろうとするものであります。
しかし、現実に米国の自動車産業が危機的状況にあること、また米国政府が自国内での自動車の総合対策樹立を検討中であることなどを勘案し、わが国がどの程度の協力が可能かを検討することは、わが国貿易量の四分の一を米国が購入してくれており、また日米間の友好関係ということからも必要である。
とりわけ、プラント類の輸出や海外建設工事は、わが国貿易構造の高度化の中核をなし、多数の関連中小企業の事業活動への波及効果も大きく、また、国際的にも、発展途上国の経済発展に寄与するものとして大いに推進すべき分野であります。海外投資につきましても、資源の確保、経済協力等の観点から積極的に推進していく必要があります。
○政府委員(古田徳昌君) わが国貿易政策のあり方につきましては、先生御指摘の自動車の問題も当然重要な課題の一つとなってくるわけでございます。
条文で言うと十三条関係がこれに関係してくると思いますけれども、ASEAN構成国に対して与える関税上の特恵その他の利益については日本に適用しない、いわゆるASEAN条項を二国間条約に規定したことは、どうも考えてみるとわが国貿易に与える影響が大き過ぎるのではないか、このような考え方が成り立つと思いますが、いかがでございますか。
まあ、ここに盛られた関税の引き下げ、非関税障壁に対する規程及びルールづけは、わが国貿易の将来に私は大きく役に立つんじゃないかと思っております。
○国務大臣(河本敏夫君) 非常にやりにくいのは、近隣諸国とのわが国貿易が全体として非常に大幅に黒字になっておるということであります。たとえば韓国などは、ことしの想定では日本からの輸出が六十億ドルぐらいと想定しておりますが、韓国からの輸入は二十五億ドルぐらいでありまして、三十五億ドルという大幅黒字を計上しそうであります。
わが国貿易収支の不均衡は是正しなければなりませんけれども、農産物について見るならば、五十一年度輸入額約九十八億ドルに対し、農産物の輸出額はわずかに三億六千万ドルにすぎず、輸入国のシェアは、アメリカが三八・一%、オーストラリアが一三・一%、これら二国のみで農産物輸入の五一・三%を占めていますが、あなたは、この二国及びECをも含めて、農産物とその加工品の輸入についていかなる見解を持っておられますか、明快
また、わが国貿易の健全な発展を図るため、日本貿易振興会事業運営費を輸入対策に重点を置いて拡充し、特に先進国からの製品等の輸入を促進するため輸入製品の常設的な展示場の運営費二億三千二百万円を新たに計上しております。 なお、日本輸出入銀行につきましては、輸入投資金融に重点を置き、貸付規模一兆四千三十九億円を確保しております。
ところが、最近のわが国貿易収支の実情は、依然として大幅黒字基調で推移しておるのであります。特に対米貿易は空前の大幅黒字を続けており、現状では、史上最大の黒字であった五十一年の実績をさらに大きく上回り、七十六億ドル程度という大幅黒字になるものと推定されておるのであります。
しかし、最近のわが国貿易の実績を見ましても、本年度の貿易収支の黒字は、政府の予想を大幅に上回るものと推定されるのであります。 この貿易収支の大幅黒字基調を是正する有効な応急対策といたしまして、私は、この際、エネルギー源、非鉄金属等の重要輸入資源の備蓄を思い切って増強することを提唱いたしたいのであります。(拍手)また、プラント輸出、商品援助、経済協力等を積極的に推進しなければなりません。
片や国内的に見ましても、わが国、貿易立国といたしまして考えました場合に、やはり貿易構造、産業構造というものは、より高度化を目指してやっていかなきゃならぬという問題もございますので、このプラント輸出と申しますのは、御承知のとおりいわゆる機械システム産業でございますので、これを推進することによりまして、わが国の貿易構造それから産業構造というものが高度化されていく、こういう内外ともにきわめて効果的であるという
○山崎(武)委員 開発途上国とわが国の貿易の割合は、わが国貿易の五割を占めております。そのうちの四割が東南アジアとの貿易となっており、また、東南アジアというのは、日本に対しては大変な依存度を示しております。わが国はアジアの中では唯一の先進工業国でもありますし、アジアの開発には積極的な役割りを果たさなければいけないと思っておりますけれども、この点についての御所見をお伺いいたします。
このプラント輸出のわが国貿易構造の中におきます重要性、またそのウエートが非常に高くなっておるという点は御指摘のとおりでございますが、元来がわが国自体の構造というものが御案内のとおりに無資源工業大国でありまして、自給できますのは米以外にない。
○森山(信)政府委員 先生御指摘のとおり、中小企業がプラント輸出や海外建設工事の分野に積極的に進出いたしますことは、中小企業の近代化のためにも、あるいはわが国貿易構造の高度化のためにもきわめて重要なことと考えておるわけでございます。
わが国貿易は近年きわめて順調な発展を遂げてきましたが、国際経済環境は次第に厳しさを加えております。この困難を克服して、今後も一層これを増進する努力が必要であります。特にプラント輸出の増進と秩序のある貿易の拡大が重要と思われます。 政府は、今後どのような貿易政策、特にプラント輸出対策を展開しようとしておられますか。 経済問題の第四は、食糧自給力向上と農林漁業の振興であります。
特に、それがなかなか激しい措置でございますので、具体的にそれをとるというふうなことになりますると、その輸出国との関係、具体的には大体近隣諸国の、いわゆる後進国ということになるわけでございますけれども、輸出国との関係とか、あるいはわが国貿易全体を見まして現在どうあるか、あるいはこれからどういうふうにいくかというふうな動向等、内外のいろんな条件を慎重に考えて対処すべきことであるというふうに考えるわけでございます
海運の状況に比べて、貿易界では、商社間では激しい競争をやっているけれども、外国との競争に勝ち、わが国貿易の大部分を日本側の手で扱っているということは、国際収支の点から見ても貢献度が大きいと思う。